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インシュリン

インシュリンは、血糖値を下げるホルモンです。
すい臓のランゲルハンス島から分泌され、血糖値の調整をします。
体内で血糖値を下げる唯一のホルモンで、何らかの理由で分泌がされなくなると糖尿病を発症します。

体内で生成されなくなると、血糖値はどんどん上昇していきます。そのため、体外から補うことが必要になります。1型糖尿病と呼ばれる型の糖尿病の人は、体内でインシュリンを作れないため、1日1回、必ず注射をする必要があります。

自分で注射をうつというと、怖い気もします。しかし、慣れてくれば小学生くらいから自分で注射ができるようになります。それ以外のタイプの糖尿病で、食事療法や運動療法で治療の効果がみられない場合は、薬物療法に切りかえます。薬物療法では、まず血糖降下薬を用いますが、それでも効果がなければインシュリン注射になります。

血糖値の調整は、実に複雑なものです。特に薬物療法の場合は、多量に使うと低血糖を起こして昏睡状態になることがあります。必ず医師の指示する量を守り、定期的な検診を怠らないようにしましょう。

1日1回、必ず注射をしなければならないので、最初のうちは忘れがちになります。注射の時間は、特に決められているわけではありません。寝る前や起床後など、時間を決めて注射をするように心がければ、習慣化して忘れることがなくなります。面倒でもこれを怠ると血糖値が急激に上昇し、さまざまな合併症を引き起こします。

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